韓国はソウルを拠点とする4人組インディーロックバンドHYUKOH。
いわゆるK-POPとは一線を画しており、あくまで自分達のルーツであるインディーロックに基づいた楽曲や世界観で韓国の国民、特に若者から絶大な人気・支持を受け、2014年に発表された『WI ING WI ING』という曲は韓国のチャートで1位を獲得するなど、大注目を浴びました。
この記事ではそんなHYUKOHとはどんなアーティストなのか?おすすめの楽曲から最新アルバム情報、来日公演・ライブ(LIVE)情報までご紹介します。
是非参考にしてください。
HYUKOHは弊サイトおすすめの今聴くべき洋楽ロックバンドに選出しています。
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1. HYUKOH(ヒョゴ)はどんなアーティスト?
HYUKOH(ヒョゴ)は韓国はソウルを拠点とするの4人組インディーロックバンド。
ヒョゴ(혁오)というバンド名は、ボーカルのオ・ヒョク(오혁)という自身の本名を逆にしたもので、オ・ヒョクがバンドを結成する前のソロ活動の名義もこの名前を使って活動していました。
オ・ヒョクは韓国人ですが生後5ヶ月から18歳まで両親の仕事の都合で中国で育ち、音楽をするために韓国へ移住。
そこで今のメンバーと出会い、ヒョゴというバンドを結成しました。
前述のように2014年に発表された『WI ING WI ING』という曲は韓国のチャートで1位を獲得しました。
WI ING WI ING(위잉위잉)とは「小さな虫の羽の音」という意味で、社会から孤立し希望を失った若者の心を物憂げに、かつ強く歌っています。
この歌は韓国の悩んでいる若者達の胸を強く打ち、多くの理解者を得ると共に、HYUKOHの存在は多くの韓国の国民に影響を与えました。
日本でも、2018年に三浦春馬主演で放送されたドラマ『tourist ツーリスト』の楽曲提供をHYUKOHが行ったことでも話題になりました。
メンバー情報
- オ・ヒョク(오혁) ボーカル・ギター・ソングライター
- イム・ヒョンジェ(임현제) リードギター
- イム・ドンゴン(임동건) ベース
- イ・インウ(이인우) ドラム
2. おすすめの楽曲
おすすめの楽曲として、1stアルバムに収録されている「TOMBOY」「Wanli万里」、そして『24』というEPに収録されている「LOVE YA!」をご紹介します。
TOMBOY
今やHYUKOHを代表するバラード曲です。
冒頭から最後まで非常に感動的、それでいて普遍性もしとどに溢れていて、聴き入ること間違いなしです。
オ・ヒョクの甘い歌声も非常に素晴らしいですね。
LOVE YA!
この世界で考えうる、存在する全ての愛の形を惜しみなく表した曲、そしてMVです。こちらも彼らを代表するアンセムです。
オ・ヒョクは中国で青春時代を過ごしたなどの文化的背景から韓国語、英語、官話(中国語の方言の一つ)を話せます。こちらの曲ではオ・ヒョクの英語が堪能な所も垣間見えます。
Wanli万里
こちらの曲ではそんなオ・ヒョクが中国語で歌っています。
上記の2曲とはまた違った、轟音でロック色の強いナンバーですね。
3. 最新アルバム・リリース情報
HYOKOHは2020年7月現在、4枚のEPと1枚のフルアルバムをリリースしております。
最新のものは2020年1月30日にリリースされたEP『사랑으로(Through Love)』です。
1st EP『20』(2014年)
- Lonely
- Feels like Roller-coaster ride
- Ohio
- 위잉위잉(Wi Ing Wi Ing)
- Our placeOur place
- I have no hometown
2nd EP『22』(2015年)
- Settled down
- 와리가리(Comes and goes)
- 큰새(Big bird)
- Mer
- Hooka
- 공드리(Gondry)
1st Full Album『23』(2017年)
- Burning youth
- Tokyo Inn
- 가죽자켓 (Leather Jacket)
- TOMBOY
- 2002WorldCup
- Jesus lived in a motel room
- Wanli万里 (Wanli)
- Die alone
- 지정석 (Reserved seat)
- Simon
- Paul
- Surf boy
第15回韓国大衆音楽賞2018において「最優秀モダンロックアルバム」受賞作品。ならびに「今年の歌」、「最優秀モダンロック曲」で『TOMBOY』が受賞。
3rd EP『24:How to find true love and happiness』(2018年)
- Graduation
- 하늘나라 SkyWorld
- LOVE YA!
- Citizen Kane
- Gang Gang Schiele
- Goodbye Seoul
4th EP『사랑으로(Through Love)』(2020年)
- Help
- Hey Sun
- Silverhair Express
- Flat dog
- World of the Forgotten
- New born
韓国系アメリカ人アーティスト Yaeji(イェジ)とオ・ヒョクとの共作
『Year to Year』(2021年)
『29』(2021年)
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4. 来日公演・ライブ(LIVE)情報
HYUKOHの来日情報は「チケットぴあ」で確認することができます。
HYUKOH(ヒョゴ)に関するチケット情報
HYUKOHは過去に4度来日しており、今年の2020年2月にも最新EPをひっさげてワールドツアーの一環として福岡・大阪・愛知・東京とライブを行いました。
大規模フェスにもよく来日しており、2016年・2017年のサマーソニック、2019年のFuji Rock Festivalにも出演を果たしました。
他の海外アーティストの来日公演に関しては以下の記事にまとめております。
HYUKOHの来日が決定した際は、下記にも記載してありますので、随時チェックしておきましょう。
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